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  仏壇・墓石のご紹介

仏壇とは?

多くの日本人にとってお仏壇は、お位牌と共にご先祖様や亡くなった親族をお祀りし、対話をするためのものです。
ですが、「仏壇」の本来の意味は文字通り、仏像や仏具を飾り仏様を祀る台のことです。
家庭のお仏壇は寺院にあるお仏壇(内陣)を小型にして、厨子と一体化して箱型にしたものです。
つまりお仏壇は、家の中のお寺のような存在です。

お仏壇を仏様よりもご先祖様をお祀りするものと考える日本人に対して、仏教への信仰がないといって批判するのは一つの見識ですが、日本人の伝統的な宗教・習慣である先祖信仰も良いものではないでしょうか。

といってもお位牌がお仏壇に置かれているということは、先祖様が仏様や祖師様のお力によって浄土に導かれることを祈っている、導かれたことを信じていることを表していますので、やはり仏教なしのお仏壇は考えられないはずです。

仏壇の役割

少し前までは、お仏壇は家の中にあって当然なものでした。お仏壇の前で亡くなられたご家族やご先祖様を供養し、ご本尊様に手を合わせる。そうした行為は日本人にとって当たり前の行為でした。
その意味を考えることもありませんでした。現在はなくてもおかしいとは思われなくなりましたが、自分達でお仏壇の本当の必要性や意味を考えていくことができる時代になったのかもしれません。

金仏壇・唐木仏壇・家具調仏壇

仏壇には大きく分けて「金仏壇」と「唐木仏壇」があります。

「金仏壇」は正式には「漆塗り金仏壇」といい、漆と金箔の輝く荘厳な印象を与えます。

「唐木仏壇」の多くは黒檀や紫檀のような銘木を使用し、落ち着いた重厚な風合いを見せるお仏壇です。

伝統的に浄土真宗では「金仏壇」を、他宗では「唐木仏壇」を置いている家が多いのですが、これは必ずしも決まりではありません。
ですから、好みで選んでも構わないのです。

また近年では、伝統的なデザインにこだわらずに、自由に、モダンなデザインで、洋間にも合うように造られたお仏壇が増えてきました。
様々なデザインがありますので、部屋や個人の好みに合わせて選ぶことができます。

これらのお仏壇には決まった呼び名がありませんが、「都市型仏壇」とか「家具調仏壇」とか呼ばれています。
また、メーカー各社は、「現代仏壇」とか「モダン仏壇」とか「新仏壇」とかそれぞれに名づけています。